イアキーニ監督就任記者会見『ベロッティやディバラのような選手が必要だ。』

2021年11月25日 

 パルマの最初のトレーニングを行ったジュゼッペ・イアキーニ新監督はコレッキオのテクニカルセンターで記者会見を行い、パルマのスポーツ・マネージング・ディレクターであるハビエル・リベルタと一緒に出席した。 新監督の記者会見の前には、カイル・クラウス会長のビデオが上映され、アメリカからイアキーニにエールを送った。

 

 

クラウス会長のビデオの後、記者会見はリベルタSDの一声から始まった。

 

バビエル・リベルタSD

『会長が挨拶のビデオで言ったように、今日は新監督を紹介する重要な日です。我々が直面する複雑な状況の最中、監督を変更することにしましたが我々のプロジェクトは変わりません。イアキーニ氏のカリキュラムが物語っているように彼は適切な監督だと思います。』

 

🎙パルマの監督に就任した現在の気持ちをお願いします。

 

イアキーニ監督

『まず最初に、トップリーグ復帰を目指す野心的なクラブに私を呼んでくれた会長、フロント、スタッフに感謝したいと思います。リベルタSDが私に電話をかけてきて、正しい選択をすることができました。セリエAに行くチャンスは他にもありましたが、パルマセリエAに相応しい場所、環境、街、そしてティフォージがいると思っています。クラブのプロジェクトを達成するために私の身体と魂のすべてを捧げて働く意志があります。

 

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🎙このクラブの前監督であるマレスカとの関係は?

 

イアキーニ監督

『昔、私の元選手だったマレスカとヴィティエッロには、温かい抱擁を送りたいです。彼らとは素晴らしい時間を共有してきました。私はこの新しい挑戦に熱意を持って身を投じ、選手たちをどのように指導し、チームに魂を与えるかを考えています。私はベストを尽くし、チームもベストを尽くして全員が同じ方向を向くようにしたいと思います。 戦術的な面から技術的な面まで、あらゆることを取り組まなければなりません。個人や、戦術の両方に触れながら、選手のメンタルやフィジカルの状態を評価しなければなりません。先ほど最初の練習を行ったので今後は色々と確認していきたいと思います。』

 

🎙イアキーニ監督のキャリアについてお聞かせください。

 

イアキーニ監督

『私はプロサッカー選手としてスタートし、その後コーチとしてキャリアを積みました。17歳でセリエAにデビューしたマッツォーネをはじめ、ボスコフ、カスタグナー、バニョーリ、ラディーチェ、ラニエリスパレッティ、ノヴェッリーノ......多くの優秀な選手がいて、他に忘れていたら申し訳ないですが、彼らは私の監督キャリアに良い足跡を残してくれたし、何よりもカルチョに情熱を持たせてくれました。

 私は右も左もわからないまま指導者としての見習いをしてセリエAに到達し色々なチームで指揮してきました。パルマでも他のチームと同じようにうまくやっていきたいと思っています。私は魔法使いではありませんし、特に最初のうちは難しい場面もあるでしょう。ですが、そのうちパルマが私の娘のようなチームになっていけたらいいなと思います。』

 

🎙貴方は育成に提供があります。今まで指導してきた選手にも世界的なプレイヤーに成長した選手は多いですよね。

 

イアキーニ監督

『例えば、パレルモで指導したベロッティはアルビノレフの出身で、当時は誰も彼のことを知りませんでしたが、彼は努力の末にアッズーリのユニフォームを着るようになりました。ディバラも私が初めて彼を見た時は18歳の子馬でした。それも特大の可能性を秘めている。ディバラがパレルモを去る時に4000万ユーロの値札が付いたのは偶然ではないでしょう。このチームにも素晴らしいキャリアを築くことができる選手がたくさんいますが、努力と結果を結びつける忍耐力が必要です。ベロッティやディバラがそうだったように。』

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🎙[イアキーニ監督が目指すサッカーはどのようなものでしょうか。]

 

イアキーニ監督

『私が4回の昇格を果たしたのは、選手の特性に合わせて時間をかけて適切なモジュールを構築したからです。攻守両方の局面で組織化され、バランスを取らなければなりまん。最高のディフェンスと最高のオフェンスにならなければならないのです。

 速く、激しく、素早く、アグレッシブで縦横無尽に攻めるチームが好きです。ボールを持つことは、ゴールに向かって縦に進むことを目的としなければなりません。早くゴール前に侵入すれば相手がブロックを作る時間が少なくなります。

 私のチームでは全ての選手が重要です。スタートの11人は相手を疲れさせ、交代で入る選手はゲームを殺さなければなりません。私は選手時代は中盤のプレイヤーでしたが、監督としてはゴールをたくさん決めるチームが好きです。もちろん、組織的な守備にも気を配り、失点しないようにしっかりとした守備をする必要があります。そして、ボールを持ったときには、ゴールを決めるためにアイデアを出さなければなりません。』

 

🎙[現在14位と昇格ラインからは大きく離されています。パルマは持ち直すことが出来ますか?]

 

イアキーニ監督

『残念ながらトップには程遠い状態です。まだ昇格どうこう言える時期でも順位でもありません。3月になったら目標を高く設定するかもしれません。リーグ戦は長いので忍耐が必要です。さぁ、パルメンセの皆さん。顔を上げてペダルを漕ぎ始めましょう。

 

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          (了)